重度障害の息子が取組んだ食習慣改善の結果と副次効果は家族の健康と笑顔〜T・K様

私は障害児の息子を持ち、その中でも決して人任せではなく、地域や組織を巻き込んで、色んな取り組みを試みながら活動してきました。

今回書かせていただく内容は、24歳になる重度障害の息子と私についてになりますが、その周りの家族にとっても大きな変化があり、一生の中で常に万全でいられることばかりではない健康における家族関係についても、食習慣改善が驚くべき程の結果を出し、変化があったことについて書かせていただきます。

それは知る人は思わず声をかけずにはいられないほどの大きな変化で、これは多くの方に気づいてもらう良いきっかけになるのではないかと思うのです。

重度の障害児の息子は、近年まで食事・着替えなど、生活全般は全介助で、四つん這い・車椅子生活を余儀なくしていました。

誰もが我が子については一生車椅子での生活なのだろうと思っていたと思います。

そんな息子ですが、今 食事が変えたことで、丸かった背中が、食事による体内のバランスが整ったことにより、持っている機能が働き出すので、自然にシャキンと背筋が伸びるように姿勢が変わり、二足歩行で歩くことができるようになりしました。

それだけでなく、尿意も意思表示をするようになり、運動量も増え、自然と寝る時間も早寝ができるようになり生活リズムが変わりました。

笑顔も増え、周りにも良い影響を与えるようになると、プラスの効果の輪が広がって、家族も一緒に元気になることで、とても良いご縁があり、 活動がアクティブに変わり、自分から主体的な生活をするようになってきたのです。

薬でどうにもならない食習慣改善を進める中での結果と大きな発見

この食生活の変更は、まず私が不調で苦しんでいたところに、家族の不調も加わりギスギスしていたところの解決法を探していたのがきっかけでした。

何が原因なのだろうと調べて調べ尽くした時に出会ったのが、Dr.ジョーンズの『超一流の食事術』の予防医学の本でした。

Amazonで買ってしっかり読み、騙されたと思いやってみようと思って、まず1週間やってみたところ、大きな体感が色々出てきて、1ヶ月後には8kg痩せ流ことになったのです…

家族を含んで続けよう!ピンポイントで解決できるすべが学べるならば…まだ半信半疑の部分も含めて本気で掘り下げてみたいと思い 統合医療ベースのVHCヘルスコーチに興味を持ちました。

なぜなら、進める中では結果と大きな発見があり、著書のDr.ジョーンズがADHDの診断を受けたが食事をきっかけとして首席で卒業するまでに変わって行くことに関しては、正直、看護師の資格を持つ私から見ると俄に信じられないと思ったからです。

障害の世界にいると、すでに色々調べているのである程度知っていると思うのです。

ただ、この数年で、障害児が明らかに増えたなと思うこともあり、 薬でどうにもならないものを食事でなんとかできるわけはないという通念とは裏腹に、私の体調が改善されていくのを目の当たりにして、 その結果とともに突き止めたいと思ったのでした。

不調からの解放

2019年9月から食習慣の改善を取り組み、子供たちには11月くらいから取り入れて1年になります。

私の不調、痛みは1年の中で感じなくなり、不安も感じなくなりパフォーマンスがとても上がったのを感じています。

また、子供たちの変化は目覚ましいものでした。

こんなに変わるんだ!という驚きの方が私にとっては大きかったんです。

やった事といえば、良いよ!と言われたものを取り入れてみる。

そして、家の中にあったものを良いものに置き換えただけなので、正直不思議です。

私に関していえば、最近朝起きて立ち上がって踏み締めた時にビリビリする痛みを感じたり、ミトコンドリアの元気がなかったのと、細胞膜が酸化していたのではないかと思いました。

農薬とは毒物が相当たまっていたのでしょうけれど、それをデトックスできない体になっていたんです。

以前に水をミネラル水に変えた時も変化を感じたのですが、今ある程度のミネラルを摂ってコノ症状なので、体の60−70%を占める水にミネラルが入っていない生活だったならば、もっと早くに病気として深刻化し、立つことができない生活になっていたかもしれません。

この食習慣の改善で食事を全面的に変えると、家族も少しづつ変わり始めました。

半年くらい経ち始めて、精神的に不安定で引きこもっていた娘が落ち着き始め、1ヶ月に1回けたたましく叫ぶこともあったりしたのがなくなり、きつい目が丸くなってきました。

主人も筋トレにハマっているのですが、かなり調子も良いみたいです。

効率の良い筋肉の付け方もできて、食事も気に入ってくれています。

二足歩行が出来るようになった息子も、捕まりながらできるマシーンで、ゆっくりの1.3k/hの速さで歩くなど順調に変化しています。

家族全体の体調不良からゆとりが無くなったギスギス感も、食を変えることによって、これほどまでに一変したのは、家族の中でも認知され、さらには周囲にも影響を及ぼすことになります。

周囲も認める素の健康とQ O L向上、食事の改善は家族になくてはならないものでした。

今ケアしてくれているヘルパーさんのおかげもあって、息子の意思を汲んでくれて、いろんなチャレンジができるようになりました。

それまでは「自分の意見を言って良いのかな?」という感じだったのですが、「自分の気持ちを発して良いんだ〜」自分の気持ちを解放できるようになり、主体的に行動できるようになり、外に連れ出してもらって、カフェを楽しむこともできるようになりました。

今までは、みんながやっている日常を障害があるから出来ないと思い込んでしまう世間や、ご迷惑をおかけしたらどうしよう…と少し感じてしまう 私自身もいたのですが、食生活習慣を変えることで、暴れたりすることもなくなり、落ち着いてその時間を楽しむゆとりが出てきました。

他にも、色んな所に行っても見守りで終わることが多かった息子ですが、今は一緒に楽しみながら行けるようになりました。

そんな風に連れ出せた時に感じるのは、自分も元気だったなっていうことです。自分も万全であり、子供を見ていける。

子供のQOL向上もありますが、自分がまず健康でいることの重要性を今はヒシヒシと感じるようになっているのは確かです。

食事の改善は家族にとってなくてはならないものでした。

今住まいを置く兵庫県もエリアによって介助の方針は様々ですが、西宮では利用者さんの気持ちを一番大切に汲み取って、本人にとってどうかを話し合う“本人主体会議”によって、本人が守られ、尊重された生活を確保されることを基本理念に活動が行われているところがあり、全く動けないASLの方や、私のように重度の障害児を持つ親の手から子供が少しでも離れて生活が出来るようにする取り組みがあります。

今はヘルパーさんが泊まりで来てくれる日もあり、強化され、現実味を帯びてきています。

私が今回手にした食習慣の改善を取り入れたことによる有難い環境は、健康と元気と癒しを手に入れられたことは、同じ状況で煮詰まっているご家族に 早くに教えてあげたい、そんな活動をしたいと思うようになりました。

この食を変えることで上がったQOLと相まって、ご迷惑をおかけしまいと自分の気持ちを抑えながら生きてきた私たち親や子供たちの生活が 発展的に変わることは、素晴らしい画期的なことで、未来のある子供たちを応援できることにつながります。

色んなエリアで今後、癒しとゆとりを手にできるご家族を増やせたなら、家庭が、日本が、笑顔で溢れ、明るくなるように思います。

家族の健康やスタイルが変わることは、早ければ早いほど本人はもとより、そのご家族や周囲の人々にとっても、プラスの効果しかありません。

まして、今後年老いていく止められない現実の上で、家族みんなの未来が変わる、取り組むことで少しでも変化を起こせる有効な情報として、 すぐにでもお伝えしたいことの一つです。

さらに言えば、発達障害の子供たちにおいては食事でかなり改善する部分が出てくるのではないかという思いや、給食などがメインになっている子供たちにとって、給食に含まれるアブラや調味料が良質なものに変わり、ミネラルのバランスも整えてあげられれば、子供達の脳への影響はかなり改善され成績もどれだけでも伸びると思うのです。

一つに、その箱としての環境の中で学習の支援は第三者からの介入はとても有難いものの一つです。

もしそこに食事の支援があるならば、子供の体的に受け皿が用意され、脳や機能が活性化し働いている環境を整えた上で学ぶことができ、スポンジの吸収度合いが全く違い、瞬く間に学習も進むように思います。

その変わって行く様子を発見した親御さんも家で取り入れてみようかなと思うようになるでしょう。

整えたそのベースに対して、今大人が子供達の未来のために手を差し伸べてあげられるならば、本人も周りの大人も知らない間に改善がされ進化して行くので、今後の子供たちや日本の発展において、大きな業績になることなのだと思います。

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