飽食の時代、まさかの栄養失調。 食事から半年で回復、 半年で飛躍〜S・Y様

今、現状は必ずしも普通ではないかもしれない。

気がつかずに過ごしている所から不調は生まれ、常に病気になる原因を知らず知らずに積み上げてしまう現代に、気づくきっかけを我が家の様にもっと多くの人に知ってもらいたい!

特に成長過程にいるお子様や、発達障害のお子様の親御さまや周りの方には、通常“良し”と言われているものによる害で人の機能がいかにダメになっているか、手のかかるお子様がいらっしゃるならば、食のバランスを整えることで、腸によって生きることへ突き動かされ、理性とは別に動き出してしまう体の状態を根本原因から整えると、現状を変えることが出来る、それを多くの人に知って欲しい。

そう思い、我が家の体験を書かせていただきます。

飽食の時代、まさかの栄養失調と言われた次男は、食事により半年程で回復、次の半年で飛躍しました。

次男は、2歳までおとなしくて、とても育てやすい子どもでした。

しかし、次男が3歳になる頃、ある日を境に一変しました。

自由と言え聴こえは良さそうですが、走り回る、落ち着きがない、人の話を聞かない、小学校に入ってからは、自分ではできると思っているが、できないことがあると納得がいかず、大きな声を出したりしていました。

座っていられずにフラフラ立ち歩いたり、宿題、提出物は遅れがち、もしくは未提出のまま放置 、忘れ物も多かったです。

脳で考えるというよりは、何かに突き動かされているかのように、自分でコントロール出来ていない感じを受けました。

実際は体の中ですでにバランスが崩れていたのだと思います。

それはさかのぶること妊娠前〜妊娠中〜出産後・母乳期の母体からの影響〜日常の食習慣に渡り、かなり影響していたと思います。

そんな次男が中学1年生の夏の終わり頃から細い体はさらに細くなり、体調不良により、医師と管理栄養士の指導のもと、食事指導を受けることとなりました。

当初、中学にもようやく慣れ、生活スタイルも部活中心のハードなものへと移行し、ストレスもかかっていたと思われます。

原因不明の体調不良が続き、エネルギーが続かず部活も出ることができなくなり、そのうち体を起こしていられないほどにまでなってしまったのです。

医師からは栄養失調であると指摘されました。

管理栄養士指導のもと、半年程で最悪の状態から回復。

少し以前の落ち着きが戻るまでになりました。

その頃を振り返ると、配置換えにより私の仕事が多忙を極め、夫に全面的に家事を任せていた時期が1年ほど続いた時と重なりました。

私の習得した体の声を聞く事の大事

一足先に私の体にも異変が起きていました。

春だけだった花粉症が秋にも感じる様になり、気がつけば通年通して薬を飲む期間が増え、蕁麻疹が出て、皮膚科に相談。

医師に質問するものの、薬は減らせるけれど、治す事はできない、薬は無くせない。

原因を特定するのは不可能…と言われたのです。

腑に落ちない答えを探すべく、知り合いの勧めで少し遠いけれど総合的に見てくれる代替医療の先生を訊ねて行くと、「そのアレルギーの原因は腸だよ!」と迷わずに的確に教えてくれたのです。

そこで習得した事が…“体の声を聞く事”。

この一言が、私や家族が変われる起点となりました。

私の不調は快方へ向かい、そこから深めるべく、ヘルスコーチとしての勉強が始まりました。

自身で習得しながら家の中の調味料を良いものに全て置き換え、アブラについても悪いものを極力排除し、良いものへと切り替えました。

この成果はとても大きく、普通に戻った次男をさらに進化させたのでした。

次男の初期の状態では、栄養指導で会話する際に座っていることもできず姿勢もぐらぐらで、かろうじて座っているものの、維持もままならない様子で、会話もまともにできていませんでした。

ところが徐々に自分で体を支えられるようになり、姿勢も良くなり管理栄養士さんと会話ができるようになっていきました。

やった事といえば、家の中はもちろん、買ってくるものの成分をよく見る様になりました。

悪いアブラを良いアブラを中心に摂るように心掛け、朝の菓子パンなど小麦の生活から和食へと切り替えました。

私の食べていた玄米を家族ばらばらのタイミングでしたが食すようになり、最後には次男も玄米を美味しい!と言って食べるまでに。

そうこうしていると、素材の美味しさが美味しいという様になり、次男自身が体の変化を感じるようになり、やる気へと変わっていったのです。

通常“良し”と言われているものがどれだけ悪いのか。

管理栄養士から教えて頂いたのはマイナスになった状態を0ベースに戻す事でした。

そして、私がヘルスコーチとして学んだことは、0ベースから、さらにパフォーマンスを上げる事でした。

次男が最悪だった栄養失調から脱した半年後には通院はしなくなりましたが、次男は好き嫌いも多かったので、我が家 全体の食事を見直すことにしました。

ヘルスコーチで教わる良いとされる事を先ずは私自身で取り入れて、家族にも少しずつ浸透させていくと、次の半年で気がつけば次男は中学2年生の2学期、各教科の先生が目を見張るほどの変貌ぶりで、次男の授業態度が良くなっている!成績が上がる!!という驚きの連続でした。

和食中心に、調味料・アブラを変え、ヘルスコーチで教わる内容を実践、私の不調だけでなく家族の不調までが食習慣によって 見違えるように変わったのは、私がヘルスコーチの資格を取ることで、微量なミネラルやビタミンなども併せて摂取出来た事と、栄養の偏りがほぼなくなることで、改善され宝です。

最悪の状態が普通だった子供にとって、それが良いか悪いか、正常か異常かの判断は本人ではつきませんが変化して、自身の体調が良い事がどういう状態なのか実感できるようになり、本人自ら食の大切さを悟ったようでした。

現在は中学3年生になり、高校受験真っ只中ですが、好き嫌いもほぼなくなり体調も良く、オンとオフをコントロールして、自分の頭でしっかりと考え、行動しているのがよく分かります。

私が口を出すことはとても少なくなりました。

自然の食材の旨みがわかる様になったこと、これはものすごく大切で、スーパーなどで陳列されているものはほとんどに悪い隠れ油 や、化学調味料、添加物、食べ心地が良いものに仕上がっています。

日々の積み重ねの中で、どこを大事にして生きていくかの決断。

そこには発想の転換も必要なのかもしれません。

人は病気になり、本当の意味で元気であることの大切さを身にしみて理解するのですが、体調がすこぶる悪くなっている時の小さな体からのメッセージに気が付けるか!キャッチできたかどうか!!ここが大きなポイントだと思いました。

体から発しているメッセージ。

私たちの体は“取り入れるもの =食事”からできている。

どこか栄養が足りなければ不調が起きる。

次男の体調不良から、その変化を目の当たりにして、食事の大切さを改めて知ることになりました。

普通でいられること、健康で元気に生活できることは、何にも変え難い素晴らししいことです!!

その原点には食事があり、その食事が及ぼす体の機能の状態を見える化することで、短時間でマインドを含み、こんなにも人を変えることができる、人の人生を変えるんだという思いから、ヘルスコーチになってつくづく良かったと思いました。

また、この経験は今後この飽食の時代を生きるどんな人にとっても、あり得るのではないかと思っています。

私たちはストレス社会における精神疾患や自己免疫疾患、病気と隣り合わせで生活をしています。

生活の質の向上が、人生の質の向上になる!そう確信します。

人の食を通じて、適切なカスタマイズにより、健康で素敵な日々が送れる、これからはそのお手伝いをしていきたいです。

最後まで読んでいただき有難うございました。

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